夜の買い物から帰る川沿いの道、私の歩く前で自転車を
押しながら行く男の子と、その隣で歩く男の子がアニメやら
ゲームの話題をしゃべり合っており、なにやら今日初めて
会ったような雰囲気。年の頃なら中学生くらいか。
ひとしきり話し終わったあと、しばらくの間が空いてぽつり、
A「俺、全然リア充※じゃないわ・・・」
B「・・・お前の言うリア充って何よ?」
A「友達がいっぱいいてさ、彼女とかいて・・・」
B「そんなに友達いないの?」
A「いないよ。全然いないわ・・・」
むずむずする、若き日のいじらしさよ。
でも年をとった僕らも、誰かに友達を自分の友達であると
紹介すること自体がなにか厚かましいような怖いような気がして、
仲間とか知人とか、色んな言葉に置き換えてしまう臆病者なのだ。
身につけるべき自信と勇気の宿らぬまま、この道を歩き帰っていく。
※バーチャルな世界ではなく、現実世界で充実している人を
”りあじゅう”と呼ぶようです。リア王とは無関係のようです。
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